星槎について

メッセージ

我々が目指すものは、生徒が主人公になれる学校であり、生徒が主体的に参加できる学校なんです。そしていろいろな悩みや障がいを持っている子ども達も、又もっと新しい自分を見つけたいと思っている子ども達も、仲間を作り笑顔を持って我々の教育現場に参加できることを念頭に置いてきました。 私は教育者ではありません。自分なりに分類してみると、たぶん「教育環境作り」という新たな分野に分類される人間ではないかと思っています。もちろん建物とか校庭だとかを造るという意味ではありません。「こんなものがあれば」「こんな場面があれば」「こんな教材があれば」…等々を沢山考え行動するのです。私たちは、子ども達が必要とするものであれば、とにかく何とかして創り出し、彼らに提供するということをやり続けているのです。 (「創設30 周年の想い」より)

星槎グループ会長
宮澤 保夫 (みやざわ やすお)

1949 年東京都町田市で、男四人兄弟の末っ子として生まれる。読書家でやんちゃなため、周囲から「変わった子」と言われ続ける。72年に学習塾「鶴ヶ峰セミナー」を開設。生徒二人の塾から、一代で幼稚園~大学までそろった星槎グループを立ち上げる。

  • 『人生を逆転する学校 情熱こそが人を動かす』書影

    『人生を逆転する学校
    情熱こそが人を動かす』

    星槎創設の宮澤会長の想い、星槎の歴史

  • 『宮澤の独り言』書影

    『宮澤の独り言』
    星槎の原点、宮澤会長の想い

「星槎」命名の由来

中国の故事で、ある若者が鎖国という状況の中、知識と見聞を得るために非常に苦労をして諸国をまわり、結果として自国の窮を救うという話があります。これは、古来よりの「海の中から現れた『いかだ』が天空を旅した」という伝説に結びつき、「星槎」という言葉となりました。「槎」は「いかだ=(舟)」のことで、長さの違いこそ当然あるでしょうが、一本一本をあわせれば大きな舟となり、悠々と目的に向かって進んでいくことができるのです。全国から集う生徒たちの一人ひとりの小さな力が強く結びつき大きな一つの船ができあがります。その船に乗って、みんながそれぞれの持てる力を発揮し、「星(希望)」を目指して進んでいこうという意味が「星槎」には込められています。

星槎ロゴマーク

「星槎」校歌

星槎の歌 
~Star Raft (ほしのいかだ)~

作詞 / 宮澤保夫・星槎の歌制定委員会 
作曲 / さいとう聖子

1.
集う我等の学び舎は 友と育む源の
星の槎に心と真 明日に光と勇気を求める
ああ星槎 我が星槎
強く生きるその想い

2.
共に星に学び人を知り めぐる未来に希望の天空
進む道には星の槎 心に溢れる新たな力
ああ星槎 我が星槎
強く生きるその想い
ああ星槎 我等が星槎
強く生きるその想い

共感理解教育

「共感理解教育」を掲げ、星槎グループ創立から40年が経ちました。私たちの学校にはさまざまな個性を持った生徒が入学してきます。プロスポーツ選手を目指す人も、進学したい人も、なかなか学校に通えなかった人も、みんなに「特別な支援」を提供していきます。
私達が大切にしていることの一つに“教室は知識だけを詰め込む場所では無い”という考え方があります。教室は小さな共生社会です。教室には子どもたちの笑顔が溢れ、時にはぶつかることもあり、もちろんいくつかの困難もあり、最終的には仲間と助け合いながら成長していきます。人とのつながりを学び、相手を認め自分の役割を理解し、社会に巣立っていく力を培います。それが共感理解教育です。共感理解教育は共生社会実現の種を育てています。

共感理解教育

星槎グループについて 私たちの教育の原点と目標

〈 グループの軸となる共感理解教育 〉
共に喜び、笑い、涙し、
誰かのために行動できる人に。

身のまわりにあることを対象に、仲間と共に学び、共有共鳴することで社会・世界とのつながりを実感し、世界観を再構築する。それにより、「自分の命」とそれを取り巻く「モノの命」の大切さを学びます。この学びを重ねて自分を育て、仲間を作り、相手を認め、自身の役割を理解し、社会で自立して生きる力を培っていく。それが私たちが目指す教育の姿です。

星槎グループ星槎グループ

公益財団法人
世界こども財団
国内外の子どもたちの教育や医療などに関する諸問題を調査研究し、将来のあるべき姿を探求・提言するとともに、幅広い事業を推進。子どもたちを中心に「共に生きる力」を育み、一人ひとりの健やかな成長に寄与しています。

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